繭雑玉記

自分用日常の記録。

27日 告別式などなど

AM告別式

お昼をはさんで火葬、精進落とし

お骨を拾って解散

家に父を迎え入れる

やはり早めに会場へ。

わたしは息子の都合で遅れて会場へ。

お寺さんへ挨拶。

父は戒名はいらないと言っていたけれど、その戒名の意味についてお寺さんからお話。

「知っていて選択するのと、知らずに選択するのでは違いますから」

成仏とは字のごとく、仏に成ること。

戒名がつくと仏教徒になり、成仏できる。

戒名って、洗礼名みたいなものなのね、と思ったら自分なりに納得できた。

あ、なので仏教的には、戒名がないと成仏できませんよ、と。

告別式。

振る舞う食事がないのと出棺、喪主の挨拶がある以外はお通夜と同じ感じ。お経を聞きつつご焼香。

繰り上げ初七日も行ったけど、こちらもようするにお経聞きつつご焼香。

ご焼香する順もお通夜と一緒。

出棺。

生前よく着ていた服を入れる。上から見て着ているようになるように入れる。

あと、読みそこなっていた新刊を入れた。

燃えるものならだいたい入れられる。

あとはみんなで、お花をどんどん入れていく。

昔は棺の蓋は釘で打ち付けていたそうだけど、金属が燃えなくてNGなので、参列者みんなで手をあてて、封をしたとみなす。

喪主挨拶。

私が写真、弟が位牌を持って、喪主まである母の両脇に立つ。

簡単な挨拶と経緯のあと、父の生前の言葉をもって挨拶とした。

父と

火葬

火葬場へ移動。

喪主は霊柩車で故人と一緒に。

他は自家用車かマイクロバスで。

火葬場ではなんかハイテクな棺運搬機でスタッフさんが運ぶ。

部屋に入り、最期のお別れですよ、とお経をあげてご焼香。

別の部屋へ少ない人数で移動。焼くところへ棺をいれる。

このあたりでお寺さんが帰られたんだったか。

精進落とし。

父の遺影に、父の分の食事を備える。ビールと日本酒もグラスに注いで置いた。

時間になると放送で呼ばれ、また少ない人数で焼いたところへ。

骨だけになっていた。

別室でお骨を拾う。

骨はスタッフさんが持ってきたけれど、ごちゃっとなっていてどこがどこの骨か形で推理するほかなくなっていた。

一人一人箸をもち、二人で一つの骨を拾い上げて骨壷に入れる。

背骨と大腿骨の接合部はなんとなく形で分かった。

全員が広い終わるとスタッフさんが残りの骨をちりとりで集めて骨壷に入れた。

全部は入りきらなくて、無理に詰めるか、 いらなかった分は火葬場で供養を任せるか聞かれた。供養を任せた。

骨壷の上の方は、首から上の骨をスタッフさんが説明しながら詰めた。

顎の骨、喉仏、頬の骨、頭蓋骨。

「骨壷に入れたいものはありますか」と尋ねられた。燃やせないものはそこに入れるという手があったのね。知らなかったこともあり特にない。

骨壷を埋葬許可証と一緒に箱にしまう。

母が骨壷、弟が位牌、遺影はわたしが持つはずだったがバスではなく自家用車での移動だったので祖母に預け、告別式の会場に帰る。

父の兄弟が注文してくれて式の間花と一緒に置いてあった缶詰と果物をみんなで分けて解散。

おうちに迎え入れ

といっても私が息子みている間にすんだようでよく知らぬ。

畳一畳くらいのスペースで、足折りたたみ式のテーブル二つでひな壇みたいにして白いクロスをかけたスペースと、両脇に花。

上段には位牌と遺影。下段にはお線香あげるところ、砂糖菓子。

四十九日まではこうしておくそう。

その後は仏壇とか。

砂糖菓子大量にあったけど、四十九日過ぎたら処分していいって。

遺影、会場で遠くの参列者からも見えるサイズだから、マンションのかたすみにあると大きい。

そうそう、遺影ってカラーなのね。

集合写真からトリミングしてくれたけだ、肩まで写ってると良いみたい。