23日 準備
翌日のこと
前日と同じ方が来て、打ち合わせ。
お通夜と告別式、火葬の時間スケジュール目安を作ってくれていた。
お返しをどうするかのカタログや、お食事のカタログ。
お通夜って、ご焼香に来てくれた人に食事を振る舞うんだ。地域性かもしれないけど知らなかった。
わたしは食べたことない…と言いたいところだが、そもそもお通夜への参列経験不足。
それから、写真の周りにお花を飾るかどうかとか、棺に種類がある話とか。
なんか結婚式を思い出した。
でももりもりのせるのではなく、最近は小さく行うのが多いですよって、小さくなるように提案してくれた、と感じる。
前日、宗派がわかってなかったのでお伝え。前日はひどかったー。
母と私と弟で「浄土真宗」「天台宗」「密教系」(順不同)とばらばら。
会場代、受付のテント代、お坊さんへのお礼、お通夜での食事代、来てくれた人へのお礼代、告別式の後の食事代、火葬場に行く時の運転手さんへの寸志……
細々とお金がかかる。当日現金も結構必要。
そうしてお金を下ろすから、葬式中を狙って空き巣が入るんだって。ひぃ。
翌日、ざっくりとした見積もりを持って来てくれる。手渡しする必要があるお金の額とかも整理してくれるはず。正直頭に入ってない。
安置所へ、お父さんに会いに行った。
大きな冷蔵庫的な。
目が少し落ちていて、顔の雰囲気が変わっていた。
冷たくて、かたくなっていた。
口は自然に開いていた。昔は閉じさせたりしたらしいが、自然な方が安らかに眠っているように見えるとのことで、最近はそうらしい。